スバコに込めた思い

subako

スバコは「鳥の巣箱」と「素の箱」をかけた名前。鳥の巣箱が命を育む場所であるように、ただの箱が子どもの想像力を育むものになって欲しいという願いを込めました。

子どもに自ら考え、ものを作る楽しさを体験して欲しい

岐阜県の田舎で生まれ育った私は、子どもの頃は野山を駆け巡り、川で泳ぎ、自然の中でときに危ない思いもしながら遊んだものです。

初代ファミコンが登場したのは、私が小学生の高学年だった頃と記憶しています。当時は平面的なドット絵でしたが、現在は3Dのキャラクターがスマートフォンでも軽快に動くほど、ゲームの世界はハード・ソフトともに進化しました。

大人も虜にしてしまうゲームに、子どもが夢中になるのは当然のこと。やりすぎはよくないですが、大いに楽しめばよいと思います。

でも…与えられたもの、作られた世界観の中でばかり遊ぶのではなく、自ら考え、ものを作るという体験がもう少しあってもよいのではないでしょうか。

そういう遊びは単純に楽しいし、子どもの頃に自分であれこれ考えて何かを行うことが、大人になって様々な課題に直面したときに自らの力で解決する能力を育てることにつながればと考えています。

終わりを考えて作ったスバコ

家電製品や情報機器、インターネットの進歩・普及により、あらゆる物事が便利になりました。

しかし利益を上げることにばかり目が向けられ、役割を終えた製品がどうなるか(多くが粗大ごみになる)については関心が低いと感じます。

大企業ですら存続が危ぶまれることがある競争の激しい時代に、そこまで配慮することは簡単なことではありません。

でもそんなことを考えた製品が、もう少し増えてもよいのではないでしょうか。スバコの素材になっているダンボールは、国内ではリサイクル率が90%以上とも言われています。

多くの人がスバコを手にしてくれれば、ほんの少しだけでもごみを減らせるかもしれません。

そうなればいいなと思っています。